「三郷で地蔵(待機)しても稼げません。これは断言します。」
配達歴6年、累計8,000件以上を配達してきた私の結論です。
三郷エリアで「ららぽーと」や「IKEA」を狙っているあなた。
その戦略は、あなたの時給を確実に下げます。
私は普段、川口を拠点に東京23区まで遠征する「越境ライダー」として活動していますが、三郷は「通過する場所」と割り切っています。
この記事では、8,000件の経験から導き出した「三郷エリアの致命的な弱点」と、「プロの脱出ルート」を公開します。
こんな方におすすめ
- 三郷市、八潮市、吉川市周辺で稼働したい方
- ららぽーと新三郷の案件を取るべきか迷っている方
- 川を越えて東京や千葉に行くべきか判断がつかない方
三郷エリアで「地蔵」をおすすめしない致命的な理由

結論から言います。
三郷市内で待機(地蔵)をしてはいけません。
「ベッドタウンだから注文があるはず」というのは素人の幻想です。
現場を知るプロの視点で見ると、三郷にはウーバーイーツで稼ぐための条件が欠落しています。
繁華街不在のベッドタウンと「三郷団地」の高齢化
稼げるエリアの条件、それは「駅前の繁華街」と「単身世帯の密集」です。
しかし、三郷にはこれらがありません。
あるのは巨大なモールと、広大な団地だけ。
特に新三郷駅近くにある日本有数のマンモス団地「三郷団地」。
ここは現在、急速に高齢化が進んでいます。
悲しい現実ですが、高齢者層はウーバーイーツのメイン顧客ではありません。
つまり、人がたくさん住んでいるように見えても、アプリを開いて注文してくれる人は極端に少ないのです。
ここで地蔵をしてしまうと、「1時間に0件(無音)」という最悪の事態もあり得ます。
「ららぽーと新三郷」ピックアップの罠
「でも、ららぽーとには加盟店がたくさんあるじゃないか」
そう思うかもしれません。
確かに加盟店は多いですが、バイクで移動する配達員にとっては「タイムロスの塊」でしかありません。
私は普段シグナス(125cc)に乗っていますが、ららぽーとの駐輪場から店舗までの距離には毎回うんざりさせられます。
レストラン街は東側(IKEA寄り)に偏っており、フードコートはモール中央の2階にあります。
ピックアップのために広大な駐車場を抜け、モール内を歩き回り、商品を受け取ってバイクに戻る。
これだけで何分かかるでしょうか?
さらに、ららぽーとの加盟店は「そこにしかない店」ではありません。
チェーン店が多いため、わざわざ遠くから注文が入ることは稀です。
つまり、「苦労してピックアップしても、ドロップ先(お届け先)が近くて報酬が安い」という、割に合わない案件ばかりになりがちです。
唯一の希望は「コストコ」一択
そんな「稼げない三郷」において、唯一例外的に地蔵が許されるスポットがあります。
それが「コストコ」です。
コストコ案件は、配達員が商品棚からピックアップする「ピックパックペイ(買い物代行)」のシステムです。
手間と時間はかかりますが、その分単価が高く、ロングドロップになりやすいという特徴があります。
もしどうしても三郷市内で待機したいなら、コストコ狙い一択です。
それ以外で粘る理由は、私には見当たりません。
三郷から「越谷」へ逃げるべき!プロが使う2つの脱出ルート

では、三郷周辺の配達員はどうすべきか?
答えはシンプル。
「移動」です。
三郷に留まらず、需要のあるエリアへ自分から飛び込むのです。
私は普段、以下の2つのルートを使って「越谷方面」へ脱出しています。
ルート① 武蔵野線沿い(レイクタウン直行)
1つ目は、武蔵野線の線路沿いを西へ抜けるルートです。
このルートの最大のメリットは「信号が少なく早い」こと。
新三郷からレイクタウン周辺まで、数分で到達できます。
「とにかく早く稼げるエリアに行きたい!」という時はこのルートを使いますが、到着地点である「レイクタウン」には後述する大きな罠があるため、私はあまり積極的には使いません。
ルート② 国道298号線(八潮・草加経由)【推奨】
私が最もおすすめするのは、国道298号線を西へ走るルートです。
ただ移動するだけではありません。
このルートの強みは、「移動しながら注文を拾える」点にあります。
298号を走っていると、八潮や草加エリアの加盟店からの注文が飛んできます。
さらに東武伊勢崎線の線路付近まで行けば、国道4号沿いの加盟店も射程圏内に入ります。
「南越谷に到着する前に、途中で注文が入って稼働がスタートする」
これが理想の展開です。
無駄な移動時間を減らし、効率よく稼ぐなら298号ルート一択だと私は断言します。
【注意】レイクタウン周辺で警戒すべき「マンモスマンション」

先ほど「レイクタウンには罠がある」と言いました。
越谷レイクタウン周辺はタワーマンションこそありませんが、それに匹敵するほど厄介な「横に巨大なマンモスマンション」が存在します。
新4号×武蔵野線の交点にある要塞
特に注意してほしいのが、国道新4号線と武蔵野線が交わる場所の近くにある巨大マンションです。
このマンション、とにかくエントランスの配置が意地悪です。
エントランスが1箇所(西端)しかなく、そこからもっとも遠い部屋へお届けする場合、敷地内を延々と歩かされることになります。
お届けで10〜15分のロス
入館手続きをして、長い廊下を歩き、エレベーターに乗り、さらに歩く…。
たった1件のお届けに10〜15分もの時間を奪われます。
時給換算で考えれば、これは致命的なロスです。
イオンレイクタウン自体のピックアップも面倒なことが多いため、私は基本的にレイクタウン周辺を避け、298号で南越谷・草加方面まで一気に抜けるようにしています。
他の選択肢:東京(金町)や千葉(松戸)はどうなのか?
三郷は県境なので、川を渡って東京や千葉へ行くという選択肢もあります。
金町(東京)ルート:
金町へ出れば、そこから青砥・立石を経由して、浅草・上野・銀座といった「都心高単価エリア」へ繋げられるポテンシャルがあります。
ガッツリ稼ぎたい日はアリです。
松戸(千葉)ルート:
松戸駅周辺は栄えているので、単体でも十分に稼働できます。
また、最近は流山方面も人口が増えているので、意外な穴場かもしれません。
どこに行くかは「その日の気分」で決めても良いですが、バイク(原付二種)でストレスなく走りたいなら、道が比較的広く、タワマン地獄のない「越谷方面」が一番のおすすめです。
まとめ:三郷は「稼ぐ場所」ではなく「通過点」だ
今回の結論です。
- 三郷市内での「地蔵」は時間の無駄。
- ららぽーとはスルー。狙うなら「コストコ」のみ。
- 基本は国道298号線を使って、八潮・草加・越谷へ移動しながら稼ぐ。
「地元でまったり稼ぎたい」という気持ちは分かりますが、注文が入らなければ意味がありません。
勇気を出してエリアを移動してみてください。
橋を渡り、幹線道路を走った先に、あなたのスマホが鳴り止まない世界が待っています。